2013年05月30日
高橋ナツコ「犬に、飼い主が罰を与えたと思わせない その4」
一連の動作の中で、一番やれそうでやれないことが、どんと踏みならした直後に犬を睨みつけないことです。
ここで、犬を睨みつけますと、犬はその動作を、飼い主がやったと思い、飼い主に対して屈辱感や恐怖感を感じます。
そこで犬は、むかついたり、飼い主を恐れたりします。
犬に屈辱感や恐怖感を与えずに、優越感を与えるという、基本理論の実践なので、この一連の犬とのやり取りには、真剣に取り組んでください。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
ここで、犬を睨みつけますと、犬はその動作を、飼い主がやったと思い、飼い主に対して屈辱感や恐怖感を感じます。
そこで犬は、むかついたり、飼い主を恐れたりします。
犬に屈辱感や恐怖感を与えずに、優越感を与えるという、基本理論の実践なので、この一連の犬とのやり取りには、真剣に取り組んでください。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月28日
高橋ナツコ「犬に、飼い主が罰を与えたと思わせない その3」
犬がその動作をびっくりしてやめたら、即、穏やかな声で褒めます。
そして、場合によってはご褒美をあげる。
しっかり頭の中に、その順序をたたき込んでやらないと、ちぐはぐになり犬は混乱します。
初めのうちは、うまくいかなくても構いません。
それが一週間、十日とやっていくと、人間の方が慣れてきます。
そうすると、見違えるように犬が変わってきます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
そして、場合によってはご褒美をあげる。
しっかり頭の中に、その順序をたたき込んでやらないと、ちぐはぐになり犬は混乱します。
初めのうちは、うまくいかなくても構いません。
それが一週間、十日とやっていくと、人間の方が慣れてきます。
そうすると、見違えるように犬が変わってきます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月26日
高橋ナツコ「犬に、飼い主が罰を与えたと思わせない その2」
どんと床を踏みならした後の成果を見定めようとして、間を置かないでください。
どんと床を鳴らして、犬がやめるのを見たら、すかさず犬の方を見て、優しい声で褒めてください。
これは案外、簡単なようで難しい動作です。
置れると、それほどでもないのですが、人間の方にも単純に犬を叱って制しようとする習慣がついているので、難しく感じるのです。
「やめなさい」と優しくいい、床をどんと強く踏みならす、このときに犬を睨みつけてはいけません。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
どんと床を鳴らして、犬がやめるのを見たら、すかさず犬の方を見て、優しい声で褒めてください。
これは案外、簡単なようで難しい動作です。
置れると、それほどでもないのですが、人間の方にも単純に犬を叱って制しようとする習慣がついているので、難しく感じるのです。
「やめなさい」と優しくいい、床をどんと強く踏みならす、このときに犬を睨みつけてはいけません。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月24日
高橋ナツコ「犬に、飼い主が罰を与えたと思わせない その1」
自分の犬があまり性格が強い犬でなければ、犬が悪さをしたときに、「やめなさい」といっておいてから、犬のそばの床をどんと足で強く踏んで音を出すだけでも、犬はその悪さをやめます。
そのときに、犬を睨みつけないで、足を踏みならすことだけを激しくやって、犬がその動作をやめたら、すぐに褒めてください。
つまり「やめなさい」(優しい口調で)の後、何か犬がびっくりする方法をとります。
そのときには、既に「いい子だね」という褒め声を、口の中に用意しておいてください。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
そのときに、犬を睨みつけないで、足を踏みならすことだけを激しくやって、犬がその動作をやめたら、すぐに褒めてください。
つまり「やめなさい」(優しい口調で)の後、何か犬がびっくりする方法をとります。
そのときには、既に「いい子だね」という褒め声を、口の中に用意しておいてください。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月22日
高橋ナツコ「ティッシュボックスにいたずらさせない その4」
特に性格の強い犬は、めげずに何度でもやりたがります。
その都度、やらせないようにして、また、ティッシュボックスを床に叩きつけては、犬を制します。
そして、我慢したら褒めたりご褒美をあげたりします。
そのうちに犬は、ティッシュボックスのそばに行っても見ないようになります。
何故かはわからないのですが、見るといたずらをしたくなるのが、自分でわかっているかのようです。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
その都度、やらせないようにして、また、ティッシュボックスを床に叩きつけては、犬を制します。
そして、我慢したら褒めたりご褒美をあげたりします。
そのうちに犬は、ティッシュボックスのそばに行っても見ないようになります。
何故かはわからないのですが、見るといたずらをしたくなるのが、自分でわかっているかのようです。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月20日
高橋ナツコ「ティッシュボックスにいたずらさせない その3」
犬がこちらの顔を見てどうしたものかと、躊躇します。
そのときに、すかさず褒めてください。
この場合、〈すかさず〉が重要なポイントです。
大抵の人は人間の習性で、ついまた犬がティッシュを取りにいきはしないかと、成り行きを見守ってしまいがちです。
成り行きは見ないで、褒め続けてください。
この癖は一度だけでピタリとやめてはくれません。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
そのときに、すかさず褒めてください。
この場合、〈すかさず〉が重要なポイントです。
大抵の人は人間の習性で、ついまた犬がティッシュを取りにいきはしないかと、成り行きを見守ってしまいがちです。
成り行きは見ないで、褒め続けてください。
この癖は一度だけでピタリとやめてはくれません。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月18日
高橋ナツコ「ティッシュボックスにいたずらさせない その2」
犬がびっくりして紙を引きずり出すのを一瞬躊躇したら、「よーし、いい子だね」といって褒めます。
そして、また、ティッシュボックスを置きますと、犬は早速取りにいきます。
そこで「ダメだよ」といいながら、犬をどかして、ティッシュボックスを床に強く叩きつけます。
このときに犬を睨まないで、叩きつける動作だけを強くやり、犬には優しく接します。
再び犬のそばにティッシュボックスを置きます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
そして、また、ティッシュボックスを置きますと、犬は早速取りにいきます。
そこで「ダメだよ」といいながら、犬をどかして、ティッシュボックスを床に強く叩きつけます。
このときに犬を睨まないで、叩きつける動作だけを強くやり、犬には優しく接します。
再び犬のそばにティッシュボックスを置きます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月16日
高橋ナツコ「ティッシュボックスにいたずらさせない その1」
ティッシュボックスから犬が紙を引きずり出して、困ったことはありませんか。
ここでは、ビターアップルを使わない方法を説明します。
最初は知らん顔をして、ティッシュボックスで遊ばせます。
ティッシュボックスからは紙がどんどん出てくるので、犬は夢中になって紙を引きずり出します。
そこで、ティッシュボックスを取り上げて、これは「ダメだよ」といって、強くティッシュボックスを床に叩きつけます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
ここでは、ビターアップルを使わない方法を説明します。
最初は知らん顔をして、ティッシュボックスで遊ばせます。
ティッシュボックスからは紙がどんどん出てくるので、犬は夢中になって紙を引きずり出します。
そこで、ティッシュボックスを取り上げて、これは「ダメだよ」といって、強くティッシュボックスを床に叩きつけます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月14日
高橋ナツコ「トイレを準備する その2」
子犬を連れてくる際に、元の飼い主の方がどのような物の上でオシッコをさせていたのか聞いておいて、その敷物をサークル内のトイレスペースに敷き、その上でさせるようにします。
ほとんどの方はトイレシーツの上でさせているかとは思うのですが、中には新聞紙の方もいるかと思いますので、よく聞いておいてください(トイレシーツはイタズラをしてかみ砕き食べてしまう子もいますので気を付けて観察してください)。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
ほとんどの方はトイレシーツの上でさせているかとは思うのですが、中には新聞紙の方もいるかと思いますので、よく聞いておいてください(トイレシーツはイタズラをしてかみ砕き食べてしまう子もいますので気を付けて観察してください)。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月12日
高橋ナツコ「トイレを準備する その1」
トイレの設置場所は、始めのうちはサークルで囲った方がよいと思います。
トイレまで自分から行くということは、初めて来た家ではまったく無理なことと考えた方がよいからです。
犬が来る前から犬用のトイレを用意し、これは犬のトイレだからそこでしてくれるに違いない!などと思い込んでいらっしゃる方がいたとしたらすぐにその考えは改めましょう。
教えなければ覚えてはくれません!
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
トイレまで自分から行くということは、初めて来た家ではまったく無理なことと考えた方がよいからです。
犬が来る前から犬用のトイレを用意し、これは犬のトイレだからそこでしてくれるに違いない!などと思い込んでいらっしゃる方がいたとしたらすぐにその考えは改めましょう。
教えなければ覚えてはくれません!
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月10日
高橋ナツコ「運動 その3」
犬の可愛らしさは格別ですのでついつい甘やかしてしまうのもわかりますが、それがしつけの上手下手に繋がることがはっきりとしているのですから、社会的にも犬を飼いずらい環境が進んでいる現在、やはりきちんとしつけておきたいものです。
では厳しくびしびし行なえばよいのでしょうか。
何がなんでも言い聞かせればよいのでしょうか。
そうではありません。
お互いに信頼関係が築けるようにしっかりとした態度と、良いこと悪いことを、褒めることと叱ることで教えてあげましょう。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
では厳しくびしびし行なえばよいのでしょうか。
何がなんでも言い聞かせればよいのでしょうか。
そうではありません。
お互いに信頼関係が築けるようにしっかりとした態度と、良いこと悪いことを、褒めることと叱ることで教えてあげましょう。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月08日
高橋ナツコ「運動 その2」
運動のポイントを念頭に、散歩中に他の犬や動物を見て異常に興奮したり、車や電車の音を恐がったりなどしないように、早めに社会性を身につけさせ、愛犬とコミュニケーションばっちりの楽しい散歩ができるようにしましょう。
次ぎに、どこで上手下手が出てくるのかと言いますと、その原因は甘やかしにあるといわざるをえません。
可愛いから、あるいは犬のすることだから大目に見ようなどと甘やかすとしつけの阻害となってしまいます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
次ぎに、どこで上手下手が出てくるのかと言いますと、その原因は甘やかしにあるといわざるをえません。
可愛いから、あるいは犬のすることだから大目に見ようなどと甘やかすとしつけの阻害となってしまいます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月06日
高橋ナツコ「運動 その1」
運動は犬の生活パターンの中で、食事、睡眠に次ぐもので、毎日ある程度決めて連れていくことが大切です。
犬は本来は群れをなし、母犬や兄弟犬との間などで、いろいろと鍛えられ、社会性が養われるのですが、2、3カ月で母犬や兄弟犬と離れるのですから、現実には飼い主が子犬のために社会性を身につけさせなければなりません。
そのためには、散歩が不可欠です。
飼い主が散歩のマナーを守り、犬と正しい歩き方をしていれば、おもわぬ事故や周りの方々に不快な思いをさせずにすみます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
犬は本来は群れをなし、母犬や兄弟犬との間などで、いろいろと鍛えられ、社会性が養われるのですが、2、3カ月で母犬や兄弟犬と離れるのですから、現実には飼い主が子犬のために社会性を身につけさせなければなりません。
そのためには、散歩が不可欠です。
飼い主が散歩のマナーを守り、犬と正しい歩き方をしていれば、おもわぬ事故や周りの方々に不快な思いをさせずにすみます。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月04日
高橋ナツコ「予防接種はお済みですか」
一歩外に出れば、怖い伝染病の菌がいると思わなくてはなりません。
それを防ぐのが予防接種です。
ペット・ショップでもブリーダーでも、求めた方にワクチンの状況がどのようになっているか確認し、万全の状態になってから外に連れ出すようにしてください。
もしワクチンが効かない状態で外に出たり、充分な接種をしておかないと、かなりの確率で死亡率の高い病気に感染すると考えてください。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
それを防ぐのが予防接種です。
ペット・ショップでもブリーダーでも、求めた方にワクチンの状況がどのようになっているか確認し、万全の状態になってから外に連れ出すようにしてください。
もしワクチンが効かない状態で外に出たり、充分な接種をしておかないと、かなりの確率で死亡率の高い病気に感染すると考えてください。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ
2013年05月02日
高橋ナツコ「子犬のうちは手入れは簡単」
子犬のうちは毛量も少ないので、軽くブラシをかけてクシを入れるだけで、その他はあまり必要ありません。
手入れをすることによって子犬とコミュニケーションを図るようにしてください。
将来充分な手入れをするとなるとけっこう手間がかかる犬種ですので、その時に手入れを嫌がらないようにするための準備段階と考えてよいでしょう。
したがってブラシやクシを掛ける際は、痛い思いをさせないようにすることと、成犬になると台上で手入れをするようになりますので、子犬のうちから台の上に慣らしておくことも必要でしょう。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
手入れをすることによって子犬とコミュニケーションを図るようにしてください。
将来充分な手入れをするとなるとけっこう手間がかかる犬種ですので、その時に手入れを嫌がらないようにするための準備段階と考えてよいでしょう。
したがってブラシやクシを掛ける際は、痛い思いをさせないようにすることと、成犬になると台上で手入れをするようになりますので、子犬のうちから台の上に慣らしておくことも必要でしょう。
高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)
タグ :高橋ナツコ