高橋ナツコ「リーダーが先に食べる」

高橋ナツコ

2013年11月25日 05:42

飼い主と犬の食事時間が重なるようなときには、必ずあなたがまず食事をはじめます。

そのあとで犬に与えるようにします。

これはとても大切なことです。

犬の食事は食器に用意しておいて、飼い主や家族が座って食事をはじめるまで、犬の口の届かないところに置いておきます。

食べはじめて数分経ったら席を立って食器を取り、犬に与えるようにします。

犬だけではなくサルやライオン、オオカミなど群れ社会をつくる動物ではオス・メス関係なくすべてドミナント(上位の者)が先に食べるのが自然なのです。

ですからあなたが先に食べて犬を待たせることは、暗黙のうちに「リーダーシップをとるのは誰か」のメッセージを示すことになります。

高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)

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