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2013年11月03日

高橋ナツコ「愛犬家の常識「衣服令」」

昔の日本では、男女とも右合わせと、なんと法律で定められていた。

701年(大宝元年)に発令された大宝律令には衣服令という条文もあり、「衣服はすべて右衿でなければいけない」と決められていたのである。

理由はかんたん。

国づくりのお手本だった中国の衣服が右前合わせだったためだ。

ところが、明治になってヨーロッパの習慣が入ってくると、現在のような男は右前合わせ、女は左前合わせへと変わっていった。

ヨーロッパでは、古来から、男女とも左前合わせという習慣があったが、中世からは上衣の下に剣をつるす習慣が生まれ、剣が抜きやすいようにと、男だけは右前合わせに変わっていったのだ。

それにしても、日本はいつも外国のやり方に影響されてきたようである。

高橋ナツコ(犬のしつけアドバイザー)


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    Posted by 高橋ナツコ  at 03:00 │Comments(0)高橋ナツコ

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